平戸海雄貴は近年では珍しくなった中卒力士 その並外れた努力と根性

公開日: 更新日:

 相撲の取り口も決して器用ではない。決まり手は寄り切り、押し出し、寄り倒しがほとんど。愚直なまでに前に出る相撲が持ち味で、本人も「引いたら負けだと思っている」と話している。

「基本、押し相撲の力士。頭から低く当たって、前みつに手をかけてガンガン突き進む。ただ、なぜか当たってから上体が反ってしまう癖がある。小兵であの癖はよろしくないが、今のところ欠点と呼べる欠点はそれくらい。体重もこれ以上増やす必要はないし、後は素早い動きに磨きをかければもっと上を目指せます」(若手親方)

 昨年は慕っていた兄弟子・響龍が取組中に頭を打って入院。順調な回復を見せていたが、その直後に急死。十両昇進を決めた平戸海は亡き先輩のLINEに、「おかげさまで上がりました」とメッセージを送った。

 兄弟子の分まで、行けるところまで突っ走る──。

▽平戸海雄貴(ひらどうみ・ゆうき)
●本名は坂口雄貴
●2000年4月、長崎県平戸市出身
●178センチ、135キロ
●最高位は現在
●若々しい取り口は北の富士氏や若乃花氏ら元横綱からも絶賛されている

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る