ヤクルト連覇での経済効果は破格の450億円超! “村神様効果”絶大、巨人阪神に匹敵

公開日: 更新日:

「5月下旬から優勝街道を驀進した上に、なんといっても村上選手の貢献度が非常に大きいです」

 こう言うのは、さまざまな経済効果を試算している関大名誉教授の宮本勝浩氏。

【写真】この記事の関連写真を見る(26枚)

 宮本氏は25日のDeNA戦でリーグ連覇を達成したヤクルト優勝の経済効果を発表。弾き出された約451億円(全国規模)という金額は、プロ野球としては人気球団である巨人、阪神、ソフトバンクなどが過去に優勝した時の経済効果に匹敵するという。

 宮本氏が解説する。

「今年は観客動員の入場制限が解除された。コロナウイルスが蔓延していなかった2019年以前ほどではないとはいえ、今季は主催試合の1試合平均の観客動員が非常に伸びた(今年=2万2331人/24日現在、昨年=9930人)。ファン心理を調べてみると、特に応援している球団に関しては、最後までもつれて優勝するよりも、シーズン序盤から独走している方が『勝ち試合を観られる可能性が高い』という安心感から、客足が伸びるという傾向がある。観客が増えれば当然、飲食やグッズの売り上げも増えます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー