著者のコラム一覧
宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

日本の「ナショナルオープン」お寒い実態…世界中のトッププロはスルー、松山英樹らも欠場

公開日: 更新日:

 わが国を代表する男女ゴルフ大会が今週の「日本女子オープン選手権」(千葉・紫CCすみれC)であり、来月開催の「日本オープン選手権」(10月20~23日、兵庫・三甲GCジャパンC)だ。

 主催の日本ゴルフ協会(JGA)は「ナショナルオープン」と銘打つが、その実態はお寒い限りである。

 ナショナルオープンとは、読んで字のごとく開催国の最も名誉ある試合であり、世界中からプロ、アマ問わず多くの選手が出場してタイトルを競い合う国際色豊かな大会のことをいう。

 ナショナルオープンで最もよく知られる大会が、世界最古の歴史を誇る「全英オープン」であり、実力世界一を決める「全米オープン」の2大メジャーだ。

 もちろん、世界各国にはそれぞれのナショナルオープンがあり、主要国のゴルフ組織はゴルフ普及ばかりでなく、大会を盛り上げるためにあらゆる努力を惜しまない。

 例えば、オーストラリアゴルフ協会主催の「オーストラリアオープン」がそうだ。1904年からスタートし、世界の主要ゴルフ協会に呼びかけ、ビッグネームの参加を促してきた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束