日本女子OP通算アンダーパーは2人のみ…女子プロ“バーディー量産コース”慣れの弊害

公開日: 更新日:

【日本女子オープン】最終日

 3打差3位タイ発進の勝みなみ(24)が突然ソフトになったグリーンを攻めて前半に3連続を含む5バーディーを奪い、首位発進の申ジエ(34)に追い付き4アンダーでターン。後半に1つ落とすも逆転で史上3人目の大会連覇を遂げた。

 コース設定は日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)ではなく、主催の日本ゴルフ協会(JGA)が行った。そのため、通算アンダーパーは2人というタフな展開になり、多くの女子プロがスコアメークに苦しんだ。

 ちなみに勝は今季2勝目。1勝目は72ホールをノーボギーで回り通算22アンダーをマークした7月の「楽天スーパーレディース」で、その試合では通算アンダーパーが56選手もいた。JLPGAが担当すると、こんなにもスコアが伸びるのかと驚くばかりだ。

■判断できないパーセーブのマネジメント

「普段からバーディーがやさしく大量に取れるコースでプレーしているから、今の女子プロは優勝スコアの判断ができない」と評論家・菅野徳雄氏がこう言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋