松山不振、ウッズ不在でZOZO盛り上がらず…PGAツアー大改革で来年はもっと寂しい大会に

公開日: 更新日:

 今年のマスターズを制した首位S・シェフラー、年間王者の3位R・マキロイ、5位J・ラーム、8位J・トーマスといった実力プロがいない。さらにWGR50位内でも15人しか出場してない。

「来年はもっと寂しくなるかもしれません」と米ゴルフ事情に詳しいゴルフライター・吉川英三郎氏がこう言う。

「PGAツアーはサウジ政府系ファンドがバックについた新ツアーLIVゴルフ招待に対抗して来年から大改革を行います。プレーオフ出場枠は125人から70人に削減され、トップ70には翌年のツアーカードが与えられますが、ランク71位以下の選手は9月から始まるフォールシーズンで125位までのシードを争うことになります。トッププロには9月まで年間20試合の出場義務がありますが、今大会を含めた秋の試合には義務がありません。つまり、9月以降の試合にはトッププロがほとんど出なくなる」

 PGAツアーとはいえ、ウッズら人気と実力を兼ね備えたプロがいない試合は盛り上がらない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」