“飛ばし屋”河本力3勝目逃す…終盤「パー5」2ホール攻略で露呈したマネジメント能力不足

公開日: 更新日:

【マイナビABCチャンピオンシップ】

 堀川未来夢(29)が逆転でツアー通算4勝目を挙げた大会で、終盤まで優勝争いを演じたのが最終組の1組前でプレーした河本力(22)だ。

 ツアートップのドライバー平均飛距離321.70ヤードを武器に、ルーキーの今季はすでに2勝をマークして、3勝目に近づいていた。ところが終盤に2ホールあるパー5攻略で差が出た。

 まず15番パー5で河本は1打目にアイアンを持ち右に曲げてラフ。つま先上がりのライからの2打目はフェアウエーに出すだけで、3打目もピンに寄らずパーとした。一方、ドライバー飛距離ランク95位の堀川はドライバーでフェアウエーをとらえると、2打目はガードバンカーにつかまるも、3打目を1メートルに寄せてバーディー。単独トップに立つ。

 2打差で迎えた最終18番パー5は、河本が320ヤードオーバーのドライバーショットを見せて2オンするも2パットのバーディー。堀川は1打目を3番ウッドで打ち、3オン1パットのバーディーを決めて2人の差は縮まらなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁