阪神ドラ1森下翔太が仮契約 1985年岡田・掛布以来の「生え抜き30本塁打」は実現可能か

公開日: 更新日:

 難敵の「浜風」を切り裂けるか。

 昨7日、阪神1位指名の森下翔太(22=中大)が仮契約をした。契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円と、最高額の評価を受けた森下は、

「今まで経験したことのない額だった。(使い道は)親には迷惑をかけてきたので、親孝行ができれば」

 と笑顔を見せた。

 東海大相模時代から「強打の外野手」として知られ、高校通算57本塁打。中大では東都リーグ通算9本を打っている。

 そこで期待がかかるのが、阪神が長らく輩出していない「生え抜き30本塁打」だ。1985年の岡田(35本)、掛布(40本)以来、この記録に届いた選手はいない。

 甲子園は右翼から左翼に吹く“左打者泣かせ”の浜風が名物。和製大砲として期待が高かった左打ちの佐藤輝も、ルーキーイヤーから24本、20本と“大台”到達を阻まれている。

 そこにいくと、森下は右打者。浜風の影響は少ないはずだが……。

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