ソフトB60億円大補強も…前ロッテ・オスナ獲りで剛腕モイネロを守護神にできないジレンマ

公開日: 更新日:

 モイネロは最速158キロ、常時150キロ以上の直球を投げる剛球左腕。もっか4年連続防御率1点台と安定感もあり、今季は森の代役として24セーブを挙げた。

「代役ならまだしも、正式に守護神にするにはリスクがある。球団は今年からモイネロと3年契約を結んでいますが、あくまでキューバ政府から派遣された選手であり、主導権はキューバにある。オフに突然、政府の意向で契約満了……なんて可能性もゼロじゃない。今年も3年契約を結んだのは1月下旬。年が明けて退団されたらシーズンに影響します。複数年契約を結んでいるからといっても安心はできず、常に退団の可能性を想定しておかなければいけない。重要ポジションである抑えを任せるのは難しいのが正直なところです」(前出のOB)

 もっとも、オスナも1年契約ともっぱら。新助っ人がセーブを量産する間に、自前の抑え候補を育てたいところだが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  5. 5

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方

  1. 6

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  2. 7

    突然のがん宣告にも動揺なし「で、ステージはナンボでしょうか?」

  3. 8

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  4. 9

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  5. 10

    平和記念式典での石破首相スピーチの評判がすこぶるいいが…原稿を下書きしたのはAIだった?