大谷翔平が来ない? 侍ジャパン合宿地の宮崎から悲鳴…二刀流不参加なら死活問題に

公開日: 更新日:

「2009年のWBCの合宿は、そりゃすごかったですから」

 宮崎市内で和食店など3軒の飲食店を営む50代の経営者がこう言うように、当時マリナーズに所属したイチロー、レッドソックスに在籍した松坂大輔らが参加した第2回WBCでの宮崎合宿には、7日間で実に24万5000人超のファンが宮崎に集結。ホテルも飲食店も“WBC合宿景気”で沸きに沸いた。13年の第3回大会の合宿は約8万5000人、17年の第4回大会が約5万2000人だったことを考えれば、メジャーリーガーの集客力は凄まじかった。

「今回はダルビッシュに鈴木誠也、そして大谷翔平というメジャーのスーパースターが宮崎に来るというので、仲間内でも09年のイチローフィーバー以上のソロバンを弾いていたんですが…。2月はプロ野球のキャンプもあるとはいえ、かつてほどの観光客が来ないから、経済効果は減っている。これで大谷選手が来なかったら、コロナ禍とのダブルパンチで死活問題ですよ。なんとかならんやろうか」(前出の飲食店関係者)

 二刀流からの朗報を、宮崎県民は固唾を飲んで待っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  5. 5

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  1. 6

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  2. 7

    高市首相が狙う悪夢の“強権官邸”復活…安倍時代の再来へ「経産-警察ライン」で恐怖政治

  3. 8

    最終盤の宮城県知事選は仰天の展開! 高市首相応援の現職vs昭恵さん&参政党支援の元自民議員でデッドヒート

  4. 9

    小川晶市長「ラブホ密会」の震源地…群馬・前橋市のナイトスポットで“まさかの声”続出

  5. 10

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル