大坂なおみ妊娠発表でむしろ高まる商品価値 不振と醜聞でスポンサー離れの懸念も悪評払拭

公開日: 更新日:

 11日、自身のSNSで妊娠を発表したテニス大坂なおみ(25)。エコーに映された胎児の写真とともに、「将来に向けて沢山楽しみな事があります。それらの一つには自分の子供が私の試合を見て、『あれが私のママ』と誰かに言う事です(笑)」などとつづり、「2024年の全豪(オープン)には出場します」と宣言した。

 現在開催中の全豪オープンを欠場したことでさまざまな臆測が飛び交っていたが、妊娠が理由だったようだ。

 大坂といえば米経済誌フォーブスが発表する女子アスリート長者番付で3年連続1位をマーク。22年の収入は約68億円とされ、そのうちの約98%はナイキ、マスターカード、森永製菓、ルイ・ヴィトン(アンバサダー契約)などから得るスポンサー収入だという。

 しかし、このところ肝心の本業はパッとしない。21年全仏オープンでは大会中の記者会見をボイコットすると、メンタルの不調を理由に大会を途中棄権。同年夏の東京五輪では最終聖火ランナーを務めながら3回戦で敗退し、日本国民の期待を裏切る形となった。それ以降も負け続け、世界ランクは47位まで転落。出産すれば大会出場はしばらく無理だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?