錦織圭ついに2010年4月以来の世界ランク外も…“救済措置”での復活に望み

公開日: 更新日:

 ついに落ちるところまで落ちたと見えるかもしれない。

 男子テニスの17日付世界ランキングが発表され、1年間ツアーから遠ざかっていた錦織圭(32)が2010年4月以来のランク外となった。

 錦織は昨年10月に実戦を離れ、今年1月に股関節を手術。出場を予定していた今月3日の楽天オープンも見送り、現在も復帰のメドは立っていない。

 とはいえ、そう悲観する必要もないのではないか。故障により6カ月以上、競技に出場できない選手には「プロテクトランキング(PR)」という救済措置がある。錦織のPRは47位。復帰に1年以上かかっているから、1年間12大会は47位のランキングでプレーできるのだ。

 暮れに33歳になるとはいえ、そもそもパワーで勝負するタイプではないし、世界でもトップクラスのテクニックは持ち合わせている。

 このPRを有効に使うことによって、以前のように4大大会で上位を争うところまで復活する可能性もあるのではないか――。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情