WBC繰り上げ第3捕手・巨人大城に裏使命…「ライバル投手の情報収集」が課せられる

公開日: 更新日:

 侍ジャパン入りが内定している巨人大城卓三(29)が25日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを公開した。

 捕手枠はオリックスFA加入した森が辞退したことで、ソフトバンク・甲斐、ヤクルト・中村に続く「第3捕手」として招集される。ベンチ要員で出番は限られるが、それでも「日本のために力になりたい。いろいろなことを吸収していきたい」と意欲的だ。

 さる巨人OBがこう言った。

■控え捕手の役割はブルペン捕手だけにあらず

「原監督は昨季終了後、表向きは大城の成績に一定の評価をした裏で、『打てる捕手』森のFA補強に乗り出していた。阿部ヘッド兼バッテリーコーチは昨季開幕前、『もっとリード面を勉強しないと、左の代打要員の可能性もあると危機感を持って欲しい』と言っていた。WBCを経験することで一皮むけてくれればいいが、控え捕手にはブルペン捕手の役割があるだけに、代表での裏使命は『ライバル投手の情報収集』になりそうです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?