千賀滉大は“見切り発車”で開幕の恐れ…メッツ内野手全員がWBC代表入りで不在の波紋

公開日: 更新日:

 メジャーでは今季から極端な守備シフトが禁止され、各球団ともキャンプ、オープン戦でベースカバーなど基本的なフィールディングの徹底を図る。しかし、北中米各チーム代表のキャンプは3月上旬から予定されているため、千賀が主力内野手との連係を実戦でテストする機会が限られるのだ。

■決勝まで進んだら開幕まで1週間

 WBCは旧ルールで行われるが、開幕後は新ルールが適用される。つまりWBCに出場する選手はキャンプで新ルールの練習をした後、代表では旧ルールでプレー。再びチームに合流して新ルールに適応するが、3月21日の決勝まで進んだ場合、開幕まで1週間しかない。そのためショーウォルター監督は「最大の不安は内野陣だ」と頭を抱えている。

 ただでさえルーキーの千賀は、投内連係など野手とのコンビネーションを磨くことが不可欠。だが、内野が“全滅”では十分な練習はできないのではないか。自身の調整はともかく、チームプレーに課題を抱えたまま開幕を迎えることになりかねない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学