オリックス守護神・平野佳寿 プライドを傷つけられた2017年大会1次Rキューバ戦の“事件”

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平野佳寿(2017大会出場/オリックス)

 2017年大会で、秋吉(当時ヤクルト)と並ぶ最多6試合に登板。1勝0敗、防御率3.38の成績だった。そんな平野がプライドを傷つけられた“事件”とはーー。

 ◇  ◇  ◇

 6試合中、5試合で無失点。失点したのは1次ラウンド初戦のキューバ戦のみだった。

「あれはまあ、言い訳になっちゃうけど、僕の出したランナーを後続の秋吉が返しちゃったんですよ(笑)」

 と、笑いながら話す平野がマウンドに上がったのは、9-4と5点リードの八回。先頭打者を遊ゴロで打ち取るも、続くセペダに四球、デスパイネに中前打を打たれた。4人目のサーベドラを遊ゴロで仕留め、2死二、三塁。こういう場面こそ、リリーフの腕の見せどころ。当然、平野もそう思ったのだが、無情にも投手交代のアナウンスが流れ、秋吉にマウンドを譲らざるを得なかった。

 その秋吉はグラシアルに2点適時打を浴び、9-6。平野に失点「2」が記録された。

「正直、『おい、最後まで投げさせてくれよ!』と思いましたね。普段のシーズンだったら、この場面で僕が代えられることはまずない、いや絶対なかったわけで。最初は『何でここでオレが?』と、わけがわからなかったですよ」

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