渋野、古江、馬場も…「スポンサー契約」の功罪、人気女子プロこそ背に腹は代えられない?

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 人気絶頂で試合数(今季38試合)が多い女子プロの年間経費は、移動費や宿泊費など総額で1000万円以上。コーチやトレーナーなどをつければ2000万~3000万円はかかる。所属先やスポンサーからの契約料はありがたい半面、当然それなりの義務が生じる。ツアー関係者が言う。

「契約には、企業に拘束される日数も決まっている。丸一日撮影に時間を取られるテレビCMに駆り出されたり、企業への挨拶回りなど、スポンサー対応だけで数週間はつぶれる選手もいる。オフに納得できる練習はできにくい。さらにクラブメーカーと契約すれば新製品を使わなければならない。手に馴染んだクラブを手放し、ゴルフの調子がおかしくなったプロもいる。スポンサー契約はそれだけのリスクをはらんでいるのです」

 人気プロのオフには長時間のタレント活動が待っている。

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