藤浪晋太郎はア軍先発ローテ確保に最後の試練…開幕までの「中4日」起用に耐えられるか

公開日: 更新日:

 アスレチックス・藤浪晋太郎(28)が日本時間14日のロッキーズ戦に登板。オープン戦3度目のマウンドは3回3分の0を4安打4失点3四球も7奪三振だった。

 藤浪は一回、3長短打に四球が絡んで3失点。その後は最速159キロの速球とスプリットを駆使して持ち直し、四回に先頭打者を歩かせたところで降板した。

 ア軍の先発候補はブラックバーン、カプリリアンの両右腕に、新人左腕のウォルディチャックら藤浪も含めて計8人。頭数は揃っており、マーク・コッツェイ監督はこれまで6人ローテを示唆してきた。

「あらゆる起用法を模索している」と話していたが、ここにきて考えが変わった。ア軍はリリーフ陣が手薄だ。先発に人数を割くよりも、リリーフ陣を手厚くするため、6人ではなく従来の5人ローテの採用を検討しているという。

 藤浪は、これまでオープン戦はいずれも中5日以上で登板してきた。5人ローテを想定するア軍では藤浪を開幕まで中4日で起用し、投球パフォーマンスに加えて肩、肘の回復具合を見極める方針だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」