Rソックス吉田正尚の豪快フルスイングを支える「+90分トレ」 元同僚オリ糸井も仰天!

公開日: 更新日:

 同じことができる選手は球界に何人いるか。

 レッドソックスの吉田正尚(29)は日本時間28日、ブレーブスとのオープン戦に「4番・左翼」で出場し、3打数1安打だった。

 173センチと日本のプロ野球界でも小柄だが豪快なフルスイングが持ち味。球界ではプロ入り直後から「あの体格であのスイングでは腰をやるぞ」と言われていたように、実際、2年目の2017年オフには腰にメスを入れる羽目になった。

 それでも代名詞のフルスイングはやめず、以降はトレーニングの効果もあってか腰を痛めたことはない。

 古巣オリックスの関係者は「とにかく吉田のトレーニングは凄い」と、こう続ける。

「特に試合のある日は入念な準備を欠かさない。球場入りすると連日、ストレッチと体幹トレーニングだけで90分、黙々とやりますからね。はたから見ているこっちがウンザリするくらいですよ(笑)。オリックス時代の同僚で親交のある糸井も、『アイツのトレーニング量はハンパない。とても真似できない』と、目を白黒させていたほど。吉田に言わせると、『この体でフルスイングをし続けるためには、これくらいやらないとダメなんです』とのことです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  2. 2
    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

  3. 3
    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

  4. 4
    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

  2. 7
    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

  3. 8
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  4. 9
    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

  5. 10
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間