稲見萌寧もスイング改造中 見据えるのは「海外メジャー」と「パリ五輪」の2大ビッグタイトル

公開日: 更新日:

 ツアー関係者が言う。

「今年はコロナ禍の検疫や隔離などのわずらわしさがなくなったこともあるが、海外メジャーや五輪に対する発言はこれまでの稲見とは違います。パリ五輪の女子代表は、来年6月24日に決まる。重要になるのは世界ランキングです。現在41位の稲見は日本人7番手。これから1年と2カ月の間に日本人2番手以内に順位をあげなければならない。海外メジャーに挑戦するのは世界ランクに影響するポイントが高いこともあるでしょう」

 一方でこんな声もある。

「海外メジャーや、今度こそ金メダルが欲しいパリ五輪の出場に意欲的なのは、年齢が近い渋野日向子(24)や古江彩佳(22)、勝みなみ(24)、西村優菜(22)たちが米女子ツアーで戦っていることも刺激になっているはずです。海外メジャーは、同ツアーでプレーする世界のトップが本気で勝ちにくる大会。コロナ禍が過ぎ、海外渡航による調整の難しさも解消された。東京五輪銀メダルの自分も大舞台で勝負したくなったのではないか」(プロキャディー)

 ならば早急に新しいスイングをモノにしなければなるまい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」