女子プロは難コースで戦ってこそ腕があがる ヤマハレディースは穴井詩がPO制しドタバタV

公開日: 更新日:

【ヤマハレディース】最終日

 穴井詩(35)とささきしょうこ(26)が通算9アンダーで並んだヤマハレディース最終日(静岡・葛城GC・山名C)6480ヤード、パー72)。18番(498ヤード・パー5)で行われたプレーオフ1ホール目。ドライバーを手に持ち「マン振り」した穴井の第1打は右へ大きく曲げ、テレビ中継のカメラ塔を直撃。これが運よくフェアウエーに出てきて、第2打をピンまで残り79ヤードのフェアウエーに運び、そこからピン左手前3メートルへ運んだ。

 一方のささきも、フェアウエーからの第2打をグリーン右手前のバンカーへ入れて、第3打はグリーンに乗せただけ。5メートルのバーディーパットはカップの淵で止まった。
 
 穴井のパットも外れてプレーオフは2ホール目に突入。2人とも第2打をバンカーに入れ、第3打を2メートル以内のバーディーチャンスにつけると、穴井が1.3メートルのパットを沈めてドタバタ劇は終幕。4年ぶり、通算4勝目をあげた穴井は「まだちょっと夢みたいなんですけど、本当にうれしいです。無駄な時間は一つもなかったと思うので、かかるべくしてかかったのかな」と喜んだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」