西武は森友哉の穴が「半分」埋まった! 守備で柘植世那と古賀悠斗が激しい正捕手争い

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 西武には3つの「穴」がある。1つはWBC中に故障した正遊撃手・源田不在の穴で、2つ目は足の張りで10日に登録抹消となった主砲・山川が抜けた穴。この2つは時間が埋めてくれるが、一番大事な部分にあいた3つ目、オリックスFA移籍した正捕手・森友哉が抜けた穴ばかりはそうはいかない。

 森は2019年に23本塁打を打ち、打率.329で首位打者に輝いた、球界でも屈指の「打てる捕手」。特に打線への影響は必至とみられていた。

 しかし、あく穴あれば埋まる穴あり。野田バッテリーコーチは「守備面では柘植と古賀が頑張ってくれている。打撃に関しては2人がどれだけ打つか、それは未知数だけど」と話す。

 4年目の柘植世那(25)と2年目の古賀悠斗(23)は、いずれもアマチュア時代から守備力を評価された捕手。昨季までは森の控えに甘んじていたが、今季のスタメンマスクは柘植が5試合、古賀が4試合と、激しい正捕手争いを繰り広げている。

■オリが西武の穴を肩代わり

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