バウアー2年ぶり実戦で4回6K無失点 二軍戦に長蛇の列! 現場も球団も昇格待ちきれず

公開日: 更新日:

 球団も、そんなバウアーの昇格を一日千秋の思いで待っている。営業面で言えば、この日のフィーバーぶりはソロバンをはじかずにはいられないだろう。

 DeNAが販売する公式のバウアーグッズはタオル、ホームとビジターのレプリカユニホームと、大まかに3点。ユニホームはサイズによっては売り切れており、大半が在庫残りわずかである。他の選手のように、キーホルダーやフェースタオル、バッジなどを販売すれば、いったいどれだけの利益が出るやら。いわんやチケットの売り上げや広告宣伝効果をや、である。

 もちろん、実力的にも大きく期待されている。DeNAのチーム防御率はリーグ4位の3.09。しかし、こと中継ぎに限れば、同2.33と安定している。問題は先発陣。16日は平良が6回1失点と好投したが、先発陣の防御率は3.67と、チームの足を引っ張っているのが現状だ。

 2年ぶりの実戦を終えたバウアーは試合後、「全体的に良かった」と振り返り、「一番良かったのはストレート」と満足げ。今後は球数やイニングを増やしながら実戦を積む予定だ。いつ、一軍昇格にゴーサインが出るか。現場もフロントも、その日を待ちきれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢