プロ初V蝉川泰果が比嘉一貴への憧れ語り…海外挑戦から「日本の賞金王狙い」に転向?

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【関西オープン】

 昨年、アマチュアで史上初のツアー2勝をマークした蝉川泰果(22)が、プロ転向後6戦目で初優勝を挙げた。首位スタートの最終日は67で回り、通算17アンダーまでスコアを伸ばした。2位に4打差をつける逃げ切りV。4日間とも60台にまとめる安定感が光った。

 アマで出場した昨年大会は最終日最終組で比嘉一貴と回り、3位発進から77と崩れて17位フィニッシュ。比嘉の勝利を目の前で見届けて、プロとの力の差を痛感した。会見では、この大会から年間4勝をマークして賞金王に立った比嘉のように、「僕も比嘉選手のように賞金王が取れるように頑張っていきたいです」と語った。

■プロならメジャー見据えたプランが大事

 しかし、昨年暮れには「海外に挑戦したい」と目標を語っていたはずだ。実際、海外の大手マネジメント会社と契約し、年明けから米PGAツアー3試合、欧州のDPワールドツアー2試合にも出場していた。今の蝉川は、国内に腰を据えて賞金王を目指すのか、それとも海外に積極的に挑戦していくのかプランがハッキリしていない。

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