阪神・才木浩人「3番手」からの成り上がり人生…小学時代は捕手、いくつも10円ハゲを

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 才木を小学4年時から指導した枝吉パワーズ元監督の根木康博氏(52)が言う。

「エースが2人いる中で、試合で1度だけ投げさせましたが、内容は全く覚えていません。カラダが大きくて手足も長い。打撃はうまくて、肩も強かった。捕手としてはワンバンとかもしっかり捕って、少年野球なのに盗塁もよく刺した。今思えば、もっと投手として投げさせていればよかったかもしれません(苦笑)」

 3番手でほぼ登板機会がなかった才木が投手に転向したのは中学2年の夏。そして須磨翔風高の門を叩くわけだが、同校野球部の中尾修監督(57)は、「入学した年は神戸で優勝、準優勝した投手が入部したので、当初は同期の中で3番手でした」と振り返る。小学時代に続いてまたも3番手となったわけだが、2年生になってエースの座を掴んだのは、持ち前のカラダのしなやかさに加え、地道な努力を積み重ねたからだ。

 前出の中尾監督は「初めて投球を見たときに、腕の関節が竹のようにしなるというか、投げ方が柔らかいと思いました」と、こう続ける。

「ただ、入学時はカラダの線が細かったので『体づくりのためにタイヤ押しをやりなさい』と言ったら、毎日、黙々とやっていました。ウオーミングアップも決して手を抜くことがなかった。単調で簡単なものはなかなかできないものですが、普段の練習態度からチームを引っ張ってくれた」

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