中田翔抹消で「巨人終了」の声…投壊救った打線の“核”消え、足腰の故障は復帰後も影響深刻

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 ネット上には「巨人終了」の文字が躍っている。

 中田翔(34)が5日に出場選手登録を抹消されたからだ。

 4日のヤクルト戦の走塁中に負傷して途中交代。都内の病院で検査を受け、「右太もも裏の肉離れ」と診断された。今季は主に4番・岡本和の後の5番で出場し、28試合で打率.301、リーグトップの7本塁打、同5位タイの15打点と好調を維持していた。

 巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)が「痛いですね」とこう続けた。

「投手陣が12球団最低の防御率(5日現在4.39)に沈む中、チームが最下位じゃないのは、先月29日の広島戦で逆転サヨナラ本塁打を放つなど、勝負強い中田のバットによるところが大きかった。前カードのヤクルト3連戦がそうだったように(5-7、8-7、8-7)、投手陣に不安を抱える巨人の試合は打ち合いになることが多い。中田という打線の核が消えたことで、攻撃力の低下はもちろん、『打たれても打ってくれる』という投手陣の安心感がなくなってしまうのが怖い。さらに、相手のマークが4番の岡本に集中することも予想される。岡本の打率(.327)まで下がってくるという悪循環に陥ることも考えられます」

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