今年は東都大学が豊作だが…ドラ1候補投手たちが抱えるそれぞれの「キズ」

公開日: 更新日:

 そういえば、他球団の同僚が担当した大学生野手も、モノはいいのに2試合続けてフル出場しただけでヘロヘロになるほど体力がないらしい。大学時代、下級生のときからレギュラーで試合に出ていた野手ですら、そんな調子。「大学生は即戦力」なんて言葉はもはや死語なのか。

「選手に投げ込みや走り込みをガンガンやらせてる学校も中にはある。けど、そんなのは、ほんの一部。専門のトレーニングコーチやトレーナーがついて、選手を科学的に鍛えるようになった。それが悪いとは言わないが、投手はやっぱり、ある程度、投げ込みをしなければ肩のスタミナはつかないと思う」と部長。

 最近の高校生や大学生の体力不足はコロナが原因といわれるが、必ずしもそれだけが理由ではないということか。

「ま、オレなんかは学生のころ、監督のシゴキが嫌で嫌で、いかにしてサボるか、逃げるか、そんなことばかり考えていたような気がするけど、いまは時代が違うってことスか……」

 部長にこういうと、「サボることばかり考えてるのは、いまも変わらないじゃねーか。東都のドラ1候補にキズがあるんだったら、代わりの1位候補を探してくるのがおまえの仕事だろ!」だって。

 来週入れてたゴルフ場の予約は、さすがにキャンセルした方がいいと思ったね。

(プロ野球覆面スカウト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  1. 6

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  2. 7

    投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

  3. 8

    "花田家と再婚"は幸せになれる? 元テレ東・福田典子アナに花田優一との熱愛報道も…恋多き一族の因縁

  4. 9

    ソシエダ久保建英にポルトガル名門への移籍報道…“あり得ない振る舞い”に欧州ザワつく

  5. 10

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”