阪神・近本 痛恨の骨折離脱で巨人と遺恨勃発? 高梨は謝罪するもSNSで“ノー天気”コメント

公開日: 更新日:

 何でもかんでも「激震」と騒ぐ最近のメディアにとっては、「大激震」である。

 2日の巨人戦で右脇腹に死球を受けた阪神近本光司(28)が、右肋骨骨折で登録抹消。岡田監督も「骨折やからなあ」と厳しい表情だった。

 不動の「1番・中堅」の離脱は、痛いどころの話ではない。攻守両面の戦力ダウンは必至で、球界では巨人に逆転優勝を許した2008年を想起する向きもある。

 当時の阪神は主砲の新井(現広島監督)が北京五輪出場時に腰椎を骨折して離脱。チームはそこから下降線を辿ったが、近本は当時の新井以上に、替えのきかない存在と言っていいだろう。

 そんな中、チーム周辺では巨人に対する怒りの声が出ているという。球団OBがこう言う。

「近本が死球を受けたのは2-2の同点の七回1死一、三塁。代わったばかりの中継ぎ左腕の高梨雄平が初球にいきなりぶつけた。勝負に行ってシュートがすっぽ抜けたのかもしれないが、近本は初球から内角を攻めてくるとは思っていなかったのか、モロに脇腹に直撃した。問題は高梨のぶつけた後の言動です。ちょこっと帽子を取っただけで平然としていたばかりか、自分に続く救援陣が好投したこともあり、自身のSNSに『みんなないぴすぎ』とノー天気なコメントを投稿。本人は試合後に社会人時代の同僚である糸原を通じて謝罪したと釈明していましたが、翌日の朝にも猫の写真をアップするなど、阪神側の怒りを助長していると言っても過言ではありません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  1. 6

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  2. 7

    阪神・大山悠輔「5年20億円」超破格厚遇が招く不幸…これで活躍できなきゃ孤立無援の崖っぷち

  3. 8

    ポストシーズンの分配金が示す光と陰…一般職員の年収は約5万ドルで平均未満、“やりがい搾取”の一面も

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    《門田博光の巻》「打撃の求道者」は練習方法もケタ外れだった…僕が地獄を見た“10分”の要求

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁