DeNA牧秀悟ついに覚醒! 延長十二回の決勝アーチで“巨人アレルギー”吹き飛ばす

公開日: 更新日:

「4番が(試合を)決めてくれましたね」

 DeNAの三浦監督が興奮した口調で切り出した。0-0のまま延長戦に突入した9日の巨人戦。均衡を破ったのは主砲の牧秀悟(25)。十二回に巨人6番手の菊地から左翼へ決勝のソロ本塁打。

 番長監督いわく、「(打った瞬間)全員が打球を見て立ち上がったし、興奮していた」という値千金の一発となったが、4番の決勝弾にかくもチームが盛り上がったのにはこんな理由もあるという。

「打点52でセのトップに立つなど今季も打率.281、リーグ2位の14本塁打と4番の責務を果たしている牧ですが、巨人戦になるとからっきしですからね。対巨人は打率.184、2本塁打、2打点と球団別成績はいずれもワースト。

 実は昨年もシーズンでは.291、24本塁打、87打点と好成績を残しながら、巨人戦では.235、1本塁打、7打点と精彩を欠いた。チームは首位阪神と1ゲーム差の2位につけているものの、巨人には6勝7敗と負け越している。4位の巨人を含めた“四つ巴”の優勝争いになりそうな展開で、4番の巨人アレルギーは懸案事項のひとつになっていますからね」(球団OB)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった