阪神・佐藤輝明が3タコで途中交代に…主砲スランプでもやっぱり打つ手なし? 首脳陣の際立つ迷走

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 阪神佐藤輝明(24)の苦境が続いている。

 12日、「5番・三塁」でスタメン出場したDeNA戦の七回、投手交代のタイミングでベンチに下がった。この日はバウアーに対して3打数無安打で打率.217。岡田監督はこの3連戦前、「(このまま)終わってしまうか、終わらんか」と厳しい言葉を投げかけたが、一向に復調の気配は見えない。

 首脳陣も手を焼いているのだろう。佐藤輝の起用は迷走しているという他ない。

■10日間での異例一軍昇格も、打率はさらに悪化

 6月下旬のDeNA3連戦中に二軍の鳴尾浜へ強制送還。平田ヘッドは「まだまだ力不足。初心っていうか、もう一回しっかり鍛え直してこいということ」と説明。二軍で時間をかけて打撃フォームを立て直すのかと思いきや、近本が右肋骨骨折でリタイアするや、当初の予定を前倒しして、最短の10日間で一軍昇格させた。その結果、二軍降格前の打率.229から、さらに悪化する始末である。

 こんなときこそ、首脳陣の腕の見せどころだが、有効な“処方箋”を用意できていないのが実情だ。

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