阪神に「筒香待望論」噴出!首位ターンに冷静装う岡田監督の本心は得点力不足にイライラ

公開日: 更新日:

 フロントはヤンキース3Aのブルワー投手(30)の獲得を目指しているが、ノイジーやミエセスが機能しない以上は、後半戦も貧打に悩まされるのは必至だ。

■補強ポイントに合致

 そんな中、チーム周辺では、6月下旬にレンジャーズ3Aを退団した元DeNA筒香嘉智(31)の獲得待望論が浮上している。前出のOBが続ける。

「筒香は2020年に米球界へ移籍して以降、大きなケガなくプレーし続けている。16年には44本塁打でタイトルを獲得した実績もあり、日本に帰ってくれば最低でも年間20本塁打は期待できる。今は米国内で移籍先を探しているが、筒香が加入すれば『3番・左翼』の穴は埋まる。1番から近本、中野、筒香、大山の並びはライバル球団にとっても脅威です」

 筒香獲得に動くとなれば、それなりのカネが必要になるが、阪神の本拠地・甲子園は12球団で唯一、1試合平均の観客動員が4万人を超えるなど資金力は事欠かない。

「岡田監督の後ろ盾は親会社の阪急阪神ホールディングスの角和夫会長兼CEOで、杉山健博オーナーは角会長の右腕。同オーナーは、昨18日、前半戦総括で岡田監督を『非常に素晴らしい』と高く評価した。フロントが補強を要望すれば、18年ぶりの優勝に向けたバックアップを惜しまないでしょう」(在阪放送関係者)

 筒香にソノ気があるかどうかは別問題とはいえ、虎の動向はいかに──。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動