山下美夢有が突然の海外メジャー参戦表明 申ジエをポイントで猛追し“尻に火”が点いた?

公開日: 更新日:

「世界にはいろんな選手がいて、メジャーには強い選手が集まる。それは行かないと分からないし、メジャーで優勝したい。だから、行こうと思った」

 山下は欧州でのメジャー2連戦に出場する理由をこう語ったが、本当にそれだけなのか。

 実は、山下とジエのメルセデスPの差は490Pではない。全米女子OP2位タイのジエは今大会終了後に420Pが加算される。実際の差は70.45Pしかない。

「ジエは今大会を欠場している。仮に山下が今週勝てば300Pを加算し、2092.45P。ジエとは370P差になるものの、ジエも年間女王のタイトルが欲しいと言っている。この試合を除いても今季は残り18試合もある。山下を逆転することは可能です。山下がエビアンと全英女子の出場を決めたのは、2位のジエにメルセデスPで肉薄され、海外メジャーのポイント配分が高いことを実感したからでしょう」(ツアー関係者)

 ちなみに、国内ツアーは3日間大会優勝で200P。今大会は4日間なので勝てば300P(国内公式戦400P)だが、海外メジャーは800P。単独3位でも360Pで、今大会の優勝より高い。 尻に火がついての海外メジャー参戦ということか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋