大谷翔平「ヒリヒリする9月」へ正念場…エ軍さらに強打者2人獲得も、8月は強豪との対戦ばかり

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 30日、レンジャーズがメッツのマックス・シャーザー(39)をトレードで獲得した。シャーザーは通算210勝(106敗)でサイ・ヤング賞、最多奪三振をともに3度獲得しているメジャーを代表する剛腕。エンゼルスも30日、ロッキーズとの交換トレードでC・J・クロン内野手(33)とランダル・グリチック外野手(31)を獲得したと発表したが、エンゼルス以上にプレーオフに近い強豪も、いま以上にチームを強化するために駆け込みトレードを行っているのだ。

 エンゼルスは大谷を放出する代わりに若手有望株を獲得して来季以降に備えるか、それとも大谷を投打の軸にして今年のプレーオフを目指すか逡巡した。後者に舵を切ったものの、結果として若手有望株は手に入らないうえ、プレーオフにも行けないという最悪の展開を迎えそうな雲行きだ。

 大谷が望む「ヒリヒリする9月」どころか、いつもと変わらない消化試合でひたすら本塁打を重ねることになりかねない。

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