プラン崩壊で焦る渋野日向子の現在地…日本開催の米ツアー大会出場危うし、来季シードも黄色信号

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 現地3日に終了したポートランド・クラシックで通算10アンダー41位に終わった渋野日向子(24)。初日と3日目に67をマークするも、2日目と最終日にスコアを伸ばせずCMEグローブポイントランキング(PR=大会前71位)のジャンプアップに失敗した。

 次戦は7日開幕のクローガー・シティ選手権(オハイオ州・ケンウッドCC)。昨年通算3オーバー113位で予選落ちした大会だ。渋野はこの大会で上位に食い込み、PRで43位以内に入らなければ、自国開催の米女子ツアー「TOTOジャパンクラシック」(11月2日開幕・茨城・太平洋C美野里C)に出場できない。今はPR80位内の選手が手にする来季シード権も「安全圏」とはいえない。

 PRの下位低迷はベスト10フィニッシュが1度しかなく、ポイントが高い5つのメジャーで3大会予選落ちしたことが響いている。昨季も海外メジャーは予選落ち2回、棄権1回だったが、4月のシェブロン選手権4位タイで177.125Pを獲得。次戦のロッテ選手権の2位(320P)で、シーズン5試合目にして前年のシード権獲得のボーダーラインを突破した。今季も早々に来季のシード入りを決めたかったはずだ。

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