「三笘薫が危ない!」アジア大会で北朝鮮が怪我狙いのラフプレー 日本代表はW杯予選で3月2試合

公開日: 更新日:

 幸いにも、日本代表で致命的な負傷を負った選手はいないが、川淵氏が指摘したように、大惨事に繋がっていた可能性は十分にある。試合中に暴挙を働く北朝鮮の選手は、ケガを恐れる選手はもちろん、サポーターにとっても「絶対に関わりたくない相手」だろう。

 そんな北朝鮮との“戦慄の再戦”が、半年後の2024年3月に2試合組まれている。2026年W杯に向けたW杯アジア予選はアンダー世代ではなく、トップチームの日本代表が出場するため、よほどのことがなければ、メンバーには英プレミアリーグ、ブライトンの三笘薫(26)や、スペインのレアル・ソシエダの久保建英(22)らが選出されるだろう。

 アンダー世代のアジア大会でさえこれほど荒れて、大きな禍根を残す結果となった。北朝鮮はサッカー界の最上位大会に位置するW杯への出場がここ3大会遠のいている。W杯出場が懸かった予選ともなれば、日本代表が「殴るフリ」や「明らかに怪我を狙った酷いプレー」(川淵氏)以上の攻撃にさらされる可能性が濃厚だ。しかも、試合は「ホーム・アンド・アウェー」の方式がとられているため、倍以上の負担と危険がのしかかる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    阿部巨人が仕掛ける緊急トレード…有力候補はくすぶる「元本塁打王」「元最優秀中継ぎ投手」ら

    阿部巨人が仕掛ける緊急トレード…有力候補はくすぶる「元本塁打王」「元最優秀中継ぎ投手」ら

  2. 2
    86歳日枝久氏が居座り続けるフジテレビの未来…視聴率は低迷し営業利益は約30%減

    86歳日枝久氏が居座り続けるフジテレビの未来…視聴率は低迷し営業利益は約30%減

  3. 3
    立ち食いそば店の60代“深夜ワンオペ”は命がけ…敬遠されるのも無理はない

    立ち食いそば店の60代“深夜ワンオペ”は命がけ…敬遠されるのも無理はない

  4. 4
    後輩の挑発をスルーした松本人志、粗品のケンカを買って自爆した宮迫博之…露呈した“芸人の格”の違い

    後輩の挑発をスルーした松本人志、粗品のケンカを買って自爆した宮迫博之…露呈した“芸人の格”の違い

  5. 5
    維新ダサすぎ!都知事候補擁立を断念…女帝に陳腐な取引打診も“ガン無視”される

    維新ダサすぎ!都知事候補擁立を断念…女帝に陳腐な取引打診も“ガン無視”される

  1. 6
    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 7
    ロッテ佐々木朗希「省エネ投球」の謎解き…フルパワーのシーズンフル稼働は到底無理

    ロッテ佐々木朗希「省エネ投球」の謎解き…フルパワーのシーズンフル稼働は到底無理

  3. 8
    協会はテレビ各社にケンカを売るように「放映権をよこせ」と迫り過去最高益「5億円超」を叩き出した

    協会はテレビ各社にケンカを売るように「放映権をよこせ」と迫り過去最高益「5億円超」を叩き出した

  4. 9
    「燕は戻ってこない」桐野夏生著

    「燕は戻ってこない」桐野夏生著

  5. 10
    なぜ大谷の評価は「いまひとつ」なのか…現地メディアの根底に「安打じゃ満足できない」米国人気質

    なぜ大谷の評価は「いまひとつ」なのか…現地メディアの根底に「安打じゃ満足できない」米国人気質