巨人監督交代会見は原前監督の独壇場…低迷の反省も総括もなく、しゃべり倒してサヨウナラ

公開日: 更新日:

 2年連続Bクラスの巨人は6日、都内の球団事務所で監督交代会見を行った。原辰徳監督(65)、阿部慎之助新監督(44)、山口寿一オーナー(66)の3人が出席した。

【写真】この記事の関連写真を見る(20枚)

 会見の中で原監督が「巨人の監督はやっぱり『陽』でなければいけない」と言った。阿部新監督はこれを受けて「私が二軍監督に就任した際に『指導者は“行”だ』と叱咤激励を……」と話したところで「1回怒ったことがあったよあ」と言葉をさえぎり、「二軍監督をやっていて背中をイスにつけて試合を見ていたので~」などと横ヤリ。新監督は「覚えています」と苦笑いするしかなかった。

 25分間の会見中、どっちが“主役”か分からないほど、しゃべり倒した原監督。しかし、2年連続4位に終わった惨敗については、結局触れずじまい。優勝争いにも絡めなかったこの2年間の反省と総括なくして巨人の再建はない、にもかかわらずだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも