巨人ドラ1指名は中大・西舘勇陽に決定 編成は「脱・原体制」加速、ようやくフロント主導に

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「吉村本部長が『信用している』と言ったスカウト部の大半は『これでやっと意見を聞いてもらえる』と監督交代を歓迎していた。昨年まで編成のトップも兼ねていた『全権』原監督が直前で1位指名を自分好みの選手にひっくり返すこともあったそうで、多くの職員は辟易していた。今回のコーチ人事にしても、山口オーナーは『新監督の考えも十分に聞いて』と前置きしながらも『最終的には私が自分で決める』と言っている。今後のチーム編成はフロント主導でいくということ。広島が公言した青学大の右腕・常広、西武が公表した国学院大の左腕・武内の評価が高かったけど、どちらも他球団が1位指名を公表してしまい、中大の西舘勇陽に決まったみたい。阿部監督の意見を聞いた上で、今年は最終的にスカウト部が1位指名を決めたようです」

 17年間に及んだ原政権が編成面をも牛耳った痕跡は、球団によって大幅に消されつつあるようだ。

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