現役ドラフト一番人気!ヤクルトが獲得した前巨人・北村拓己が名をあげた“志願のマウンド”

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 ヤクルトは8日の現役ドラフトで、巨人の北村拓己内野手(28)を獲得することが決まった。

 2017年ドラフト4位で巨人に入団。今季は27試合の出場で打率.206。2年連続で本塁打、打点なしに終わっていた。

 在京球団の関係者がこう言う。

「もともと遊撃手。巨人では大黒柱・坂本の牙城を崩せなかった。今年は22歳・門脇と21歳・中山が台頭したことで、中堅内野手の需要がなくなっていた。それでも、内野はどこでも守れるし、打撃は小力がある。今回の現役ドラフトでは、一番人気で最も入札を得たそうです。ヤクルトは二塁の山田に衰えが見え始め、三塁の村上は数年後にメジャー挑戦の意向がある。野手が徐々に高齢化する中で、まずは内野のユーティリティープレーヤーとして出場機会が増えそうです」

 今年9月には、北村が球界に名前を売った“事件”が起きている。

DeNA戦で大量リードされる展開になったことで、当時の阿部ヘッド兼バッテリーコーチから『八回は野手が登板することになるかもしれない』と告げられた。野手陣が顔を見合わせる中、公式戦の登板は中学時代以来だったという北村が手を上げて『僕で良ければ投げられます』と志願したというのです」(同前)

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