カブス入り今永昇太の父はハーレー駆る元中学校長 「投げる哲学者」のルーツを両親が語る

公開日: 更新日:

 DeNAからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた今永昇太投手(30)がカブスと契約合意に至ったことが報じられている。

 今季は22試合の登板で7勝4敗、防御率2.80。174三振で最多奪三振のタイトルを獲得した。8年間で64勝50敗、防御率3.18の成績を残したDeNAの左腕エースは、2015年のドラフト1位で駒沢大から入団。独自の理論と味わい深いコメントで「投げる哲学者」とも呼ばれた。ドラフト指名直後の日刊ゲンダイの取材に「昇太が泣いた姿を見たのはたった1度だけです」と、ご両親が語っていたその素顔とは(年齢、肩書きなどは当時のまま)。

 ◇  ◇  ◇

 父の孝司さん(63)は5年前、大型二輪の免許を取った。飲み友達に誘われるがまま、58歳での教習所通い。それまで、車の普通免許で50㏄のスクーターに乗った経験はあったが、バイクに興味を持ったことさえなかった。それが、中型免許を飛び越えていきなり“最難関”を目指した。

「たまたま職場の近くに教習所があったもんで、軽い気持ちで挑戦したわけです。それでも、2カ月で大型二輪の免許を取りましたよ。で、年甲斐もなく1600㏄のバイクに乗っております。趣味はツーリング? いやいや、もっぱらひとりで近所を走っているだけ。人間、何事も緊張感がないとダメでしょ。大きなバイクに乗っていると、やっぱり怖いですから、緊張するんです。要するにボケ防止ですよ、ハハハ。だから、雨の日を除いてほぼ毎日、通勤に乗ってるわけです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景