大谷が評価加算されにくいDHでも…リーグ屈指の貢献度「WAR」を叩き出すナゾ解き

公開日: 更新日:

 ドジャース大谷翔平(29)が日本時間11日、敵地ミネアポリスでのツインズ戦に「2番・DH」で出場。3打数1安打で7試合連続安打とした。

 2-3と1点を追う七回、フリーマンの二塁打で一塁から激走して生還したが、チャレンジの結果、アウトになり同点のホームを踏めなかった。

 前日(10日)の試合では三回に二塁打を放った。大リーグ公式サイトによれば、1901年以降、開幕から14試合で12長打は球団記録だという。

 今季の大谷は主にDHでの出場が予定され、昨季までの投打の二刀流とは異なる上に、守備に就かない可能性もある。そのため、選手の貢献度を示すWAR(Wins Above Replacement)が伸びず、MVP争いでの不利が予想されていた。が、開幕間もないとはいえ、WAR0.7はナ・リーグ5位(10日現在)。リーグトップの同僚ベッツ(1.4)には差をつけられているものの、上位に名を連ねているのは意外だ。

 今季は貢献度が加算されにくい状況にもかかわらず、WARが高いのはどういうわけか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    突然告げられた強制米留学、現地では毎日ドミニカ人全員に飯を奢り続け、球団の領収書を切った

  2. 2

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  3. 3

    全英V山下美夢有の「凱旋フィーバー」は望み薄…6年前の渋野日向子と決定的な違いとは?

  4. 4

    酷暑の大阪万博会場を歩いたら“地獄”だった! 午後の気温は40度近く、大屋根リングはガラガラ

  5. 5

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  1. 6

    長渕剛がイベント会社に破産申し立て…相次ぐ不運とトラブル相手の元女優アカウント削除で心配な近況

  2. 7

    東洋大姫路(兵庫)岡田監督「大学からは『3年で』と言われたけど、ナンボ何でも無理ですと」

  3. 8

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ

  4. 9

    中村芝翫に別れたはずの愛人と元サヤ報道…夫が不倫真っ只中でも妻・三田寛子は家族写真投稿の複雑胸中

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希“ゴリ押し”ローテ復帰が生む火種…弾き出される投手は堪ったもんじゃない