冨安、板倉は内諾か…大岩ジャパンのパリ五輪メダルを左右する最大3人オーバーエイジ枠の行方

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 大岩監督の鹿島時代の教え子でCBと左SBの両方をこなせるベルギー1部DFの町田浩樹(26=サンジロワーズ)も内定の噂が根強い。五輪本大会は登録人数が予選の23人から、18人に絞り込まれる。レフティーで複数のポジションをこなせる町田は適役なのだ。

「その他の有力候補として、英プレミアのリバプールでレギュラーを務めるMF遠藤航(31)の名前も取り沙汰されている」と前出の関係者が続ける。

「A代表で主将を務めるだけあって統率力に問題はないし、ボランチとして類いまれなボール奪取力は五輪本大会でメダルを獲得するために不可欠な存在です。例えば、試合展開に応じて3DFシステムに変更する際、遠藤がDFラインに下がって左右に冨安と板倉を従える形でプレーすれば、選手交代をしないでスムーズに移行できる。戦術理解度の高い遠藤はOA枠を守備重視で使う場合、非常に重宝します」

 30日、A代表の森保監督は、大岩ジャパンに全面協力する意向を示した。

 1968年メキシコ大会で銅メダルを獲得して以来、五輪代表の最高位は12年ロンドン大会と21年東京大会の4位。56年ぶりのメダル獲得なるか? OA枠の行方が注目される──。

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