“朝青龍の甥っ子”豊昇龍が捨てるべき「強すぎるケレン味」…安易な投げ技、変化に頼らず勝てるのか

公開日: 更新日:

豊昇龍(大関/24歳・立浪部屋)

「朝青龍の甥」として評判になってから数年。将来の横綱として期待されながら、決め手に欠く場所が続いている。

 今場所も初日、熱海富士に敗れると、2日目も阿炎と対戦し、連敗中だ。

 5月場所が大関5場所目。負け越しが一度もないのは立派だが、角界で疑問視されているのが、相撲内容だ。

 押し相撲も四つ相撲も、何でもできるタイプ。決まり手を見ても、一番多い寄り切りに続いて、押し出し、下手投げ、上手投げ、外掛け、はたき込み……と、多彩な技を持つ力士だとわかる。

 問題は何が一番得意なのか、ということだ。親方のひとりは「彼の相撲はけれん味が強すぎる」と、こう話す。

「悪い意味で豊昇龍が一番得意としているのは投げでしょう。上手投げと下手投げで勝ったのは合わせて57番。寄り切りの54番より多い。もちろん、投げが悪いわけではないが、豊昇龍の場合は安易な投げに頼りがちです。初日の熱海富士戦では強引に下手投げを仕掛けたものの、上手をがっちり掴んでいた熱海富士は動かず、豊昇龍の手がすっぽ抜け、自爆です。先場所の琴ノ若(現琴桜)戦でも、最初から投げを打つためだけにまわしを取りにいき、裏目に出て負けた。立ち合いの変化も多く、何でも出来るがゆえに無駄な小細工に走り勝ち。その一方で、2日目の阿炎戦は相手が立ち合いのもろ手突きを得意としているのを知っていながら、正面から仕掛けて吹っ飛ばされた。自分の強みは何かを追求し、どう相撲を取るかを考えていかないと上積みは難しい」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に