大谷は本当に2026年WBCに出場できるのか…MLB選手は複雑事情でドタキャンなんて当たり前

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 大谷翔平(29=ドジャース)が、2026年WBCの出場に意欲的だ。

 次回大会について聞かれ、

「『出たい』で、出られるところではないと思うので、選んでもらえるように、トップ層に居続けることが大事かなと思います」と答えたのだ。

 問題はドジャースがプロスポーツ史上最高額となる10年総額1000億円超で契約した選手の出場を認めるかどうかだ。

 大谷は23年大会に出場して投打に大車輪の活躍で日本の優勝に貢献、MVPに選ばれた。

 が、3月から投打にフル回転した反動は大きかった。けいれんに悩まされ、8月には右肘靱帯損傷。打者として出場を続けたが、9月に右脇腹を痛めてシーズン終了を待たずに2度目の右肘靱帯修復手術を受けざるを得なくなった。ただでさえ負担の大きい二刀流選手のWBC出場はリスクがつきまとう。

 WBCはメジャーリーグ機構(MLB)とMLB選手会が主催する。メンバーに選ばれた選手は基本的に出場義務があるものの、ケガを恐れた球団にブレーキを踏まれたり、保険会社の審査が通らなかったりで、ドタキャンとなるケースが多い。大谷本人が出たくても出られないことはないか。

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