森保監督は胸中複雑…下半身醜聞の伊東純也は仏で圧巻プレーも「代表招集不可」のちぐはぐ

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「森保監督は『招集した場合、伊東が落ち着いて生活やプレーできる環境にはならない』という表現で招集外の説明をしていますが、たとえばフランスでは日本とはまったく違い、ピッチの内と外が明確に分けられ、有名選手の伊東であってもプライベートの範疇である問題が話題に上ることは皆無。疑惑段階で試合に出られないということもない。伊東自身は普段通りにリーグ戦でプレーしているし、いつものようにハイパフォーマンスを披露しています。オーバー30ですが、年齢的な不安も感じさせないし、フランスよりも上のレベルの国のリーグに移籍しても、十分に活躍できるだけのレベルを維持しています」(中山氏) 

 そもそも伊東は、フランスではプレーのみならず、試合後は現地や日本人の報道陣から取材も受けているし、ピッチ内外で行動に何の制約も受けていない。それだけに伊東を呼べないでいる森保監督が、もどかしい気持ちでモンモンとしていることは想像に難くない。(【後編】に続く)

  ◇  ◇  ◇

 いったいなぜ伊東を招集できないのか。そこには、「性加害疑惑を払拭できないでいる伊東をテレビに映すわけにはいかない」というJFAによるスポンサーへの忖度も働いているようで……。

●関連記事【続きを読む】…では、伊東を取り巻く「複雑事情」について詳しく報じている。

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