森保ジャパンは空中分解…伊東純也「性加害醜聞」以前から“火種”はくすぶっていた

公開日: 更新日:

 カタールで開催中のアジア杯準々決勝・イラン戦に逆転負けを喫した森保ジャパンが、空中分解しているという。

【前編】では、「性加害醜聞」が報じらている伊東純也(30)の離脱が二転三転した舞台裏について報じた。【前編からつづく】

 ◇ ◇ ◇ ◇

 イラン戦の敗戦後に選手から飛び出した「指揮官批判」を巡って、森保ジャパンに火種がくすぶっていたと見る向きは少なくない。

 イラン戦の後、得点を決めたボランチのMF守田英正が「チームとしてどんな動かし方をし、どこを狙っていくのか、もっと明確にしないといけない。(ベンチは)もっといろいろ提示してほしい」と公然とブチ上げたのだ。

「カタールW杯後、日本代表の攻撃担当コーチに元代表MFの名波浩(元J磐田監督)が新たに就き、守備担当コーチの元代表DF斉藤俊秀(元21歳以下日本代表コーチ)と手分けをする形で練習は完全に攻守ごとの分業制となった。招集選手選び、起用法などの権限は森保監督が握っているというが、この分業制によって森保ジャパンの攻守の軸となる戦術が固まらず、それが守田の『もっといろいろ指示してほしい』という発言につながった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?