伊東純也はJFAの“スポンサー忖度”でTVに映れず…仏で好調も代表入り不可の「ねじれ現象」続く

公開日: 更新日:

 サッカー日本代表は6日、2026年北中米W杯のアジア地区2次予選・第5戦でミャンマーを相手に5-0と圧勝した。

 試合後はにこやかに報道陣に対応した森保一監督に対し、周辺からは「その胸中は複雑だったはず」という声も上がっている。一部週刊誌の性加害疑惑報道を受けて2月に代表チームを離脱した伊東純也(31=スタッド・ランス)の復帰のメドがまったく立っていないからだ。伊東はフランスでは依然としてハイパフォーマンスを披露し、試合後も日本人の報道陣への取材対応もしている。それだけに伊東を呼べないでいる森保監督がもどかしい気持ちでモンモンとしていることは想像に難くない。(【前編】からつづく)

  ◇  ◇  ◇

「伊東の性加害疑惑が表沙汰になっても、JFA(日本サッカー協会)の2大スポンサーであるキリンとアディダスは不問に付したが、代表チームを支援するメジャーパートナー企業6社の中で伊東が公式アンバサダーを務めていたセゾンが過敏に反応。すぐにセゾンの公式ページから伊東純也の関連記事を削除。現在もサイト内で伊東純也と打ち込んで検索をかけても<検索結果0件>のまま。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情