大谷「60本塁打」に現実味!打者専念の割りに本数イマイチも過去3季と“決定的に違う”こと

公開日: 更新日:

 だが、今年は投手としての負担がない。「確実に運動量が少ないので、リカバリーがしっかり取れるのは間違いない」と本人も言っている。過去3年と比べて「リカバリーがしっかり取れている」ことを考えれば、ここまで26本塁打は物足りない数字でも、少なくとも7月以降、失速する可能性は低い。

 というより、今季は移籍1年目。本人が「まずは環境に慣れたい。チームメートにも慣れることが最優先」と話していたように、どうしたって新たな環境に慣れるのは時間がかかる。開幕直後には通訳の賭博スキャンダルがあっただけになおさらだ。すっかりチームに馴染んだであろう今後は、これまで以上のペースで本塁打を量産するのではないか。

 49本ペースがさらにアップすれば、60本の大台も見えてくる――。

  ◇  ◇  ◇

 しかし、懸念点もある。「大谷には目に見えない敵がいますから」と、米紙コラムニストのビリー・デービス氏は米国人の根底にあるアジア人への猛烈な敵愾心を指摘する。いったいどういうことなのか。

●関連記事【もっとを読む】…ではそれらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑