レジェンドが徹底解説!体操男子団体「金はかなり厳しい」…全員10代の女子団体は「決勝にいけるかどうか」

公開日: 更新日:

 メダルの常連競技、体操ニッポン。レジェンド内村航平引退後もその強さは健在で、東京五輪では橋本大輝(22)が個人総合と鉄棒で金メダルを獲得。女子では村上茉愛が種目別ゆかで日本女子史上初の表彰台(銅)に上がるなど、計5個のメダルを獲得した。

 村上が現役を引退した女子は、全員が10代で臨む初の五輪となる。男女ともにライバルとなるのは中国と米国。一方で、強豪ロシアはウクライナ侵攻の影響で五輪大陸予選を欠場したため、五輪出場の資格を失った。勢力図に変化は表れるのか。1988年ソウル、92年バルセロナ大会で計4つのメダルを獲得した池谷幸雄氏に話を聞いた。今回は【男子個人編】につづき、【男子団体&女子編】。

  ◇  ◇  ◇

 今回の代表メンバーで気になるのは全員、つり輪が弱いところ。これが団体としては非常に厳しい。日本は昔からつり輪が弱点ではあるんですが、中国は3人中3人が15点台を狙ってくる。日本は12点台なので、1人2~3点の差があると、3人合わせて6~9点の差がつく。ただでさえつり輪は失敗の少ない種目。他の種目でこの点差を埋められるかというと、かなり難しい。このままだと中国にはこのつり輪で負けます。表彰台の一番上はかなり厳しいですね。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束