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松井大輔

1981年5月11日、京都府生まれ。43歳。2000年に鹿児島実業高からJ京都入り。フランスのルマンを皮切りに6カ国.13クラブを渡り歩いた。YSCC横浜ではフットサルチームにも所属してFリーグに出場。「二刀流」をこなした。04年アテネ五輪出場。10年南アフリカW杯ベスト16。24年4月から横浜FC、浦和の育成部門でコーチを務める。

40歳過ぎてフットサル挑戦の内幕「カズさんから『大輔ならできる』と言われてその気に」

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 新型コロナの影響で1年延期された東京五輪が無観客で開催された2021年夏、大きな決断を下した。5カ国目となる海外挑戦先のベトナム(1部サイゴンFC)を離れ、帰国の途に就いたのだ。が、新たなキャリアとして選んだのは、馴染みのあるJリーグではなかった。フットサルという未知なる領域に足を踏み入れたのである。 (取材・構成=元川悦子)

 2020年12月にベトナム最大の都市ホーチミンに渡り、過酷な隔離生活を余儀なくされた。「ここで引退する」という覚悟を持って長期中断した国内リーグ再開を待ち続けたが、Jリーグ移籍期限の8月15日が迫った。

「その時点でリーグ再開が翌年2月になると聞いて『日本に戻ろう』と腹をくくりました。でもJに戻っても、3カ月間まともに練習していないのでフィジカルを戻すのに1カ月以上かかる。そうなるともうシーズン終盤です。オファーをくれたチームは『終盤戦のテコ入れのために力を発揮してほしい』と言ってくれましたが、その時の自分には難しいと思いました」

 そこで目を向けたのがフットサルだった。

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