全英オープン日本勢大量8人“全滅”もある「惨敗データ」…2000年からトップ10入りわずか3人

公開日: 更新日:

 こんな成績ならベスト10フィニッシュが少ないのは当然のこと。02年大会の丸山茂樹がトップに1打差でプレーオフに残れず5位に終わった以外は、06年谷原秀人5位、13年に初出場の松山が6位に入っただけ。00年から昨年まで、たったの3人しかいない。08年は7人が出場して予選通過はゼロだった。

 近年は若手が急成長していると言われていても、海外メジャーで結果を出すのは容易ではない。

 国内ツアーの「~全英への道~ミズノオープン」は、長年、今大会の国内選考会を兼ねており、昨年までは上位4人に与えられていた出場枠が、今年は3人に減り、「前年の賞金ランキング上位2人」や、「今季開幕戦から第7戦までの賞金ランキングトップ」の資格も消えた。その理由について全英を主催するR&Aの担当者は「より世界的なレベルにするため、(日本で減らした)枠は他の場所に移しました」と説明した。こんな成績では日本ツアーの優遇策は縮小の一途をたどるのではないか。

 初日、首位に立ったのは6アンダーのブラウン(29=英国)。日本勢トップは1オーバーの川村だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  5. 5

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方

  1. 6

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  2. 7

    突然のがん宣告にも動揺なし「で、ステージはナンボでしょうか?」

  3. 8

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  4. 9

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  5. 10

    平和記念式典での石破首相スピーチの評判がすこぶるいいが…原稿を下書きしたのはAIだった?