スケボー開心那「誹謗中傷」跳ね返し2大会連続銀!身長170センチで魅せた攻めの姿勢

公開日: 更新日:

 これに批判的な声が一定数あったのも事実だ。初めてのメダルを取るほんの数日前に、女子ストリートで当時13歳の西矢椛が「真夏の大冒険」。他にも十代前半の選手が大会を席巻したこともあり、ネット上にはこんな意見が噴出した。

《スケボーは低年齢が有利ってだけ》
《もはや年齢ゲー》
《子供が勝っても感動しない》

 家族や自身のアイデンティティーに関することへの誹謗中傷の声も含まれていた。

 競技の性質上、「小さいこと」「軽いこと」は有利に働く。今大会の女子ストリート金メダルの吉沢恋(14)が優勝インタビューで「競技生命が短く、平均年齢が短い」と話したように、若さもプラスになるのは確かだ。

 それでも、開は年齢こそ15歳だが、この3年間で身長は約22センチ伸びて現在170センチ。体重も相応に増加した。「子供」であるアドバンテージをほとんど失いながらも、世界に実力を証明したのだ。

 金メダルには届かなかったものの、アンチの声を跳ねのける大金星。もう「年齢ゲー」とは言わせない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒