不手際連発の水連にうんざり?日本トップスイマー相次ぐ海外逃避…「アスリートファーストではない」と批判噴出

公開日: 更新日:

 何しろ、日本水連は東京五輪以降、不手際が後を絶たなかったからだ。選手の強化方針を巡って日本代表首脳陣同士の意見の食い違いを発端とする内紛が生じ、一部コーチが国際大会への同行を拒否する事態に発展。東京五輪後の21年以降は連盟のスポンサー収入が激減し、23年度の決算では約7000万円の赤字を計上。活動費はままならず、海外の合宿地からパリへの渡航費は自腹を強いられた選手もいたという。

 今大会は情報戦でも後手を踏み、使用するプールの水深が従来の国際大会で一般的な3.0メートルより80センチ浅い2.2メートルだったことが現地入りしてから発覚。世界水連への確認不足というお粗末な情報収集力を露呈した。銅メダル2個に終わった昨年7月の世界選手権後、代表選手から「アスリートファーストではない」といった批判が相次いだが、改善されなかったのだ。

 日本の有力な若手スイマーを巡っては、かねて海外のコーチから「オリンピック選手に育てたい」とスカウトされるケースも少なくなかった。

 今後は日本水連に嫌気が差した高校生、大学生スイマーの海外流出が続くかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  2. 2

    菅楓華に「海外メジャー切符を捨てるな」の声…全米女子プロを蹴って国内5位のどっちらけ

  3. 3

    日テレが「news LOG」和久田麻由子を全面バックアップできない切実事情…佐藤栞里や有働由美子との決定差

  4. 4

    ドジャース大谷の登板延期で“割を食う”佐々木朗希…中5日連発に指揮官「デメリットない」の欺瞞

  5. 5

    椎名林檎と成田悠輔氏の親密デート発覚!「異色の超ビッグカップル」誕生も「いわくつき」と見られるワケ

  1. 6

    【5.独走態勢】「ミッドナイトフライト」「夜間飛行」が候補だったが、明菜が「北ウイング」を提案した

  2. 7

    税収が前年度比「9兆円増」の異様とカラクリ…恩恵なく生活が苦しい庶民から飛び交う怨嗟の声

  3. 8

    元ボクシング世界王者・薬師寺保栄が妻に無断でレースQの愛人を「養女」に…妻が明かした苦しい胸中

  4. 9

    佐藤二朗「嘘はやめて下さい」vsフジテレビ&週刊文春「深刻なハラスメント認定」…バトル激化のゆくえ

  5. 10

    本木雅弘の長男UTAがNetflixで俳優デビューも…“ガス人間”役への大抜擢は「また2世」か「実力」か